良習慣の習慣

先のばしの原因はネガティブな感情。感情のブレーキをはずす3つの解決方法。

投稿日:2018/10/16


仕事がたてこんで先のばしになるパターンがあります。

それは、「感情を考えすぎる」というブレーキがかかったときです。

 

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大量の仕事に悩み続けた日々

10年前、会社の仕事で残業が多かったときは、本当に大変でした。

社内で1番残業が多く、最後まで居残り。

いつも会社の戸締まりをして、終電で帰っていました。(^_^;)

そのような時期は仕事を早く終わらせるために、テクニックを求めてビジネス書を読みあさったものです。

仕事をやっていれば、解決するための問題がどんどん出てきますよね。

それを乗り越えていくからこそ、仕事の経験値も高まるし、実力もついてくる部分があるわけですが、渦中にいると「つらい・・・」と思うものです。

仕事を少しでも速くするためにどうすればいいのか、悩んでいました(今もありますが)。

当時、私が仕事が(今よりもずっと)仕事が遅かった理由が、今ならわかります。

それは、トラブルや問題が起きた際に、

・これは解決まで時間がかかりそうだな・・・
・これはもめることになりそうで嫌だな・・・

という感情がわきあがってきて、それに引きづられていたからです。

そこで「先のばし」が生じるのですね。

特に、自分ひとりではなく、ほかの人がからむときは、これが重症になります。

当然、先のばししても問題がなくなるわけではありません。

むしろ、悩んでいる時間が長くなるだけなのですよね。

 

ネガティブな感情が先のばしを生む

一方で、仕事が速い同僚を観察していると、私と異なることがたくさんありました。

そのうちの1つは、仕事をするときに、

・余計な感情をはさまないこと

でした。

ですから、解決への着手や第一歩が速いのですね。

少しでも速く解決して、前進する手をどんどん打っていました。

仕事が速い人は、ベビーステップが速く、少しずつ物事を進めていっていたのです。

問題があるということを、あまりネガティブに捉えすぎず、淡々と対応する。

それが仕事を速く進めるコツだと気づきました。

私が仕事を先のばしになるときの最大の要因は、よけいな感情をはさんでしまうことです。

特に、

・自分に責任の一端がある
・自分が責められる

という感情が生じたときは、先のばしが増えます。。。

そのせいで1種の思考停止になりますし、仕事の効率も落ちます。

事実、自分のミスでほかの人に迷惑をかけてしまうことはあるでしょう。

仕事をしていれば仕方がないことです。

しかし、問題が起きない仕事というものはありませんし、自分だけがミスゼロになるはずもありません。

これが自分ひとりで完結する仕事なら、よけいな感情をはさまずに動くことができることも多いです。

1人のプレイヤーであれば、目の前の問題解決に淡々と向かっていくことしかできないからです。

 

感情ブレーキをはずす3つの解決方法

先のばしが起きるのは、先述の通り、自分以外の人間がかかわっていることによって、

・自分が怒られるのでは?
・相手に嫌な思いをさせてしまうのでは?

というネガティブな結果を想像してしまうからです。

そこで、当時とった私の解決方法が3つあります。

1:感情をロボット化する

1つは、

・自分をロボット化すること

です。

ロボットのように一定の感情をOFFにして、タスクに向き合うのです。

たとえば、相手の機嫌が悪くなるかもしれないけれど、あまり気にせずに報告をする。

問題があれば事実を共有して、方針を相談し合う。

意外と相手は「それは仕方がないよね」と言ってくれることもあるものです。

 

2:頭の中で呪文を唱える

2つ目は、

・「どうせいつかはやることなんだから、今の相手の気持は手放そう」

という呪文を唱えることです。

自己責任の考え方は大切です。

しかし、問題が生じたことを、自分の責任問題だととらえすぎると、混乱して動けなくなってしまいますので注意しましょう。

 

3:チャンクダウンする

最後は、

・大きな問題であっても、小さくチャンクダウンして、1つひとつ取り組んでいくこと

です。

一見やっかいな問題に見えても、それぞれは分解できるはずです。

そのような捉え方をして、淡々と仕事に着手していきましょう。

淡々と仕事をしていくことが、仕事を進めていくコツ。

私も、まだまだ実践中です。

 

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■編集後記

昨日は、会社終わりで先輩たちと懇親会。

先輩が「重大発表。新しい家族ができました」ということだったので、「ええ!3人目のお子さんですか!?」と驚きました。

写真があるということで見せてもらったところ、3人目の子ども(娘)さんの正体は、、、4ヶ月のアメリカン・ショートヘアのかわいい子猫でした。(笑)

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