良習慣の習慣

スマホに奪われる集中力を取り戻す2つの対処法

投稿日:2024/05/12


今の時代は、集中することが難しくなっていると言われます。
集中力を高めるために、スマホへの対策を考えてみましょう。




 

今の時代にもっとも価値が高い能力とは?

私たちが持っているもので、今の時代にもっとも価値が高い能力は何でしょうか。

それは、
・集中力
です。

なぜか。
価値がある能力は、時代によって変遷があるからです。

歴史をさかのぼると、狩猟採集時代は食料を獲得できる人に価値がありました。
農耕時代は、食物を保管できる人。
新石器時代は、腕力がある人。
産業革命時代になると、工場や機械などの資本を持っている人、というように。

それが、情報化社会時代になると、ペン1つで価値を生み出せるアイデアを持つ人に価値が出てきます。
そこから、近代になれば、お金を持っている人。
現代に近づくと、時間ですね。
お金を持っていても時間が無ければ幸福じゃないことに気づいているのです。

そして、現在。
たとえ時間があったとしても、集中力が無ければ、その人の本当の能力を発揮できません。
ということは、真のパフォーマンスを発揮できないということになるんですね。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





私たちはどんどん集中できなくなっている

一方で、今の時代ほど、集中するのが困難な時代もありません。
なぜなら、スマホがあるからです。

たえずやってくるLINEなどの通知。
油断するとかかってくる電話。
気づくとたまっているメール、Slack、メッセンジャー。

私たちが集中できる時間は、どんどん短くなっているんです。
研究によると、1度中断してしまった仕事に再び集中するためには、25分もの時間がかかるとも言われていたり。

しかも、集中力が続かないのは、私たち自身が意図しているわけじゃないんです。
いつの間にか、「集中力が続かない環境」がつくられてしまっているんですね。

これは、こわいことだなと思います。

本『アテンション・スパン』に興味深い調査が載っていました。

それは、テレビや映画のような映像の1カットの長さです。
1930年代は、1カットの長さは平均で14秒でした。

それが、どう変わったのか。
2010年代になると、4秒まで短くなっているんです。
しかも、音楽のミュージック・ビデオになると、なんと平均1.6秒。

確かに、1カットが短いと、テンポは良くなります。
刺激的で飽きないメリットもあります。

でも、その代償として、
・「集中できない脳」になっている
わけです。

実際、最近ヒットしている楽曲は、イントロが無くて、いきなりサビから始まるものが多いです。
イントロをゆっくり聞いているほど、私たちは待てなくなっているんです。
もし、イントロが長い楽曲があったら、歌が始まる前に切り替えられてしまう。
そんな時代なんですよね。

私も、実感があります。
インターネット検索をしていて、WEBページがすぐに読み込まれないと、それだけでイライラしてしまうようになりました……。

 

■スポンサーリンク




集中力を高めるためのスマホへの2つの対策

では、そんな「集中できない時代」に、どんな対策をすればいいのでしょうか。

ポイントは、スマホです。
集中力を高めるために、2つの対策をしてみましょう。

1つは、
・スマホとの距離を離す
です。

スマホが近くにあるだけで、私たちの集中力が下がります。

わかりやすいのは、睡眠の質です。
寝ているときに、スマホをどこに置いているでしょうか。

睡眠の質とスマホの距離の関係性を計測した実験があります。

スマホの場所は、
(1)枕元
(2)隣の部屋
(3)自宅の玄関
です。

結果、スマホとの距離が離れれば離れるほど、睡眠の質が高まったんです。
寝ている行為は同じ。
それなのに、スマホが離れているほど、睡眠の質が上がるんですね。

よく寝たかったら、スマホを離しましょう。

もう1つは、
・スマホを見える場所に置かない
です。

これにも、研究結果があります。
北海道大学の研究チームが調査しました。

概要は、
・大学生40人を2グループに分ける
・Aグループはパソコンの脇にスマホを置く
・Bグループはスマホと同サイズの手帳を置く
という状況です。

そこで、
・2グループともパソコンモニター上の特定の文字を探し出すまでの時間を計測
しました。

その結果、
・スマホを置いたAグループは3.660秒
・手帳を置いたBグループは3.051秒
だったんですね。

結論として、
・スマホは卓上に置いてあるだけで注意力が損なわれる
ということがわかりました。

ですから、私たちも仕事や読書などで集中したいときは、スマホを見える場所に置かないほうがいいんです。
カバンにしまったり、見えない場所に置きましょう。

この
・スマホとの距離を離す
・スマホを見える場所に置かない
という2つの対策をするだけで、集中力が上がります。

「最近、集中力がないな」と思われる方は、2つの対策を試してみましょう。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝4時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
7時からの「週次リフレクション」と8時からの朝活ファシリテーションを担当。
9時からアウトプット部部会。
10時30分から伊藤家サミットでした。

午後はオフ。
家族で外出して地元の書店やショッピングなど。
夕食は居酒屋で楽しみました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-良習慣の習慣

執筆者:

関連記事

「もっと良い方法があるはず」という思考から抜け出す!悩む時間を行動する時間に変えよう。

あなたは、行動を起こしたり、学んでいる中で、「あまり成果を感じられないけれど、果たしてこのままで良いのかな?」と感じることはありませんか? たとえば、本を読んで面白さを感じたら、「次は何を読もうかな? …

大切なことは「何にフォーカスするか?」

■初セミナー終了!   人生初のセミナー開催を終えました!   予定時間も守ることができ、お伝えしたいことは充分お伝えできました。 その意味では非常に充実感と達成感を味わっています …

no image

幸せを感じるために必要な習慣とは?

本ブログにお越しくださり誠にありがとうございます! 今日ブログネタを考えていて突然思いついたのですが、、、 みなさんは 「幸せを感じるために有効な習慣」 をご存知でしょうか? 僕は(あえて思い切って言 …

習慣化に成功するコツはターゲット行動の価値観を高めることにある

ものごとを継続していくためには、価値観の重要性に気づくことが大切。 とくに「Why=なぜそれをやるのか?」を考えることが必要なのです。   「価値観」とは自分が大事にしていること 「価値観」 …

人生を変える決断は熟考からは生まれない。「ノーポチ」という行動こそが人生を変える!

小野裕史さんのパワーに圧倒! 先日、小野裕史さんのトークライブに参加してきましたー! 小野裕史さんをご存じないという方は以下をご一読してみてくださいませ。 ※ご参考 今日、かけがえのない一日を刻めたか …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。