思考の習慣

あなたが不安になったとき、ほんの5分だけ試して欲しいスキル

投稿日:2023/09/08


自分の意識をどこに向けるのか。
それによって「不安」になるのか、「安心」になるのかが変わります。
そのスキルをご紹介します。




 

セミナーのリハーサルで起きた気づき

昨日は「良習慣塾」のセミナーに向けてリハーサルをしていました。
今回のセミナーは、「ゴールを達成するための超具体的なステップ」がテーマです。

セミナーの中で、「自分が持っているリソース(資源)をリストアップする」というパートがあり、自分でも時間を計測してやってみました。

私が目標設定で選んだのは、トライアスロンのレース。

・2017年のNISSAN CUP
・2018年の渡良瀬遊水地
・2019年の銚子
でリタイアしています。

・2018年の東扇島
・2019年の昭和記念公園(スプリント)
はなんとか完走。
2021年は出場したもののリレーでバイクパートのみ。

コロナ禍があったものの、完走体験からかけ離れてしまっています……。
2023年は、なんとか完走したい。
ですから、今回のゴール設定を考えるワークでこの目標を扱いました。

4年間も完走経験がない。
コロナ禍の影響とはいえ、かなり不安です。

練習の量は万全ではない。
以前と比べて著しく体力が増えていない。
スイムのスキルも大幅に向上しているわけでもない。

そこを考えると、不安が押し寄せます。
ただ、こういうマインドで臨むと、レースに完走できません。

「それは嫌だな……」と感じました。
そこで、今回のリハーサルで、トライアスロンのレース完走をゴール設定に選んだのです。

 


 

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ワークで私に起きた3段階の変化

リハーサルで、自分が持っているリソースに気づくためのワークを行いました。
そのプロセスで、私に3段階の変化が起きました。

 

第1の気づき:自分の「目に見える資源」

まずは、自分が持っている資源について書き出しました。
最初は簡単です。

・ロードバイクがある
・ヘルメットがある
・トライアスロンウェアがある
・ゴーグルがある
・ランニングシューズがある
・レース会場まで電車に乗っていけるお金がある

など、トライアスロンに必要な道具などが出てきました。
「目に見える資源」ですね。

 

第2の気づき:自分の「目に見えない資源」

数分後に、一度手が止まりました。

それでも手を動かしていると、次に出てきたのは
・無形の資源
でした。

・レースに出られる時間がある
・健康な状態で練習できる
・走ることができる
・食欲もある(むしろ旺盛……笑)

自分の「目に見えない資源」に気づいたんですね。
「当たり前じゃないんだよな」と。

 

第3の気づき:自分以外の資源

そこまで書き出しても、ワークの時間がまだ残っていました。
それでも手を動かしました。

すると、意外なところに焦点があたったんです。

・トライアスロンへの取り組みを応援してくれる家族
・レースを開催してくれる主催者の方々
・レースをサポートしてくれる審判員の人たち
・レースのために地元を開放してくれる地域の人たち
・ボランティアスタッフの方々
など、自分が関する資源の対象が広がったんですよね。

すると、当初すごく不安だった気持ちが、少し和らいだんです。
胸のあたりがじんわりと、あたたかくなるような感覚があったんですよね。

ワークに取り組む数分前までは、不安がありました。
そこで、自分が「有るもの(=持っているもの)」を書き出してみる。

ただそこに気づいただけなんです。
それによって、私の感情がネガティブな領域から、ポジティブな領域に変わったんです。

世界は何も変わっていません。
ただ、私が気づいただけ。

私の周りにある、レースを完走するための資源に。
今まで暗かった場所に、スポットライト当てただけなんですよね。

私たちは、持っているものや満たされているものがたくさんあるんです。
それなのに、「あるもの」に焦点を当てず、自分のスキル不足や練習量不足など「足りないもの」に焦点を当てている。

まわりから見れば、「自分から不安になるところに、わざわざ意識を向けているよ」ということがわかりますよね。

ただ、自分ではよくわからないんです。
窮地に陥ると、視野が狭くなるので。

きっと、あなたも同じような経験があるのではないでしょうか。

 

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「無いもの」ではなく「有るもの」に目を向けよう

あなたが不安や恐怖に負けそうになったときは、前述のように私がトライアスロンのレースに不安や恐怖を持っているのと同じ状態です。
「無い」ところに意識を向けてしまっているんです。

そのようなときはどうすればいいのでしょうか。
それが、私のおすすめ
・視点を変えること
です。

トレーニング不足という事実は1つしかありません。
ただ、どこに焦点を当てるのかは、無限大です。

「何も無い」ところにフォーカスすれば、かえって不安になります。
一方、「有るもの」に目を向ければ、勇気や期待が出てくるんです。

よく例に出される、コップに水が半分入っている状態ですね。
その状態を「半分しかない」と捉えるのか。
それとも「半分もある」と捉えるのか。
これも焦点を向ける場所の違いです。

頭の中だけで意識を向けるのは、ちょっと難易度が高いです。
ぜひ、あなたが「有るもの」「持っているもの」を書き出してみましょう。
手を止めずに。
時間いっぱいまで書き続けることです。

最初は、私の持っているモノのように、目に見えるものしか出てこないでしょう。
そこで止めてしまうと、もったいないんです。
表面的なところなので。

一方で、時間の許す限り書き続ければ、表面的なところから、深層的なものが出てきます。
そこで、自分が持っている無形の資産に気づいたり、家族やまわりの人たちの存在に気づけたりするわけです。
もし、私が最初の段階でやめていたら、私の無形の資産や周囲への感謝まで出てきませんでした。

時間いっぱいまで手を動かす。
まるで学生時代のテストのようですが、動かすからこそインスピレーションが起きるんです。
先生に言われていたことは意味があったわけですね。

もし、あなたが不安になっているとしたら、10分、いや5分でいいです。
「有るもの」に焦点を当てて、書き出してみましょう。

きっと、書く5分前と書き終えた5分後では、感情が変わっているはずです。
ぜひ、トライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」のセミナー準備とリハーサル。

その後、パーソナルコーチングセッションでした。(^^)


 


 

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