気づきの習慣

あなたのカレンダーはどっち?予定で埋め尽くされているか、余白があるか。

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以前の私は、スケジュール帳やカレンダーが真っ白だと、「ひまで落ち着かない。何か予定をいれないと!」という感覚がありました。

しかし、最近になって、その考え方は違っているのではないかと思うのです。

その理由を記事にしました。

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時間にこだわる人は、時間の使い方がうまい理由

1年以上前のことですが、トライアスロンチーム「ポセイ丼」のメンバーが集まる機会がありました。

候補日がいくつかあげられて、各々が、

・大丈夫な日・・・○
・NGの日・・・×
・微妙な日・・・△

という感じで、Webのスケジュール調整サービスに入力していきました。

それぞれに予定の詰まった日々を送っている人たちばかりなので、全員が○になる日を選ぶのに苦労するわけですね。

私も、Googleカレンダーでスケジュールをにらみつつ、○や×の記号を入れていきました。

その後、メンバー全員の記入が終わったスケジュールを見ていると、1人だけすべての日に○をしている方がいました。

それは、チームで「元帥」と呼ばれている井ノ上陽一さんでした。

井ノ上さんは、かなり時間にこだわる方で有名です。

実際、現在は時間術の本を執筆されているくらいに時間を大切にされています。

ですから、私は井ノ上さんがすべて○をつけているのが不思議でした。

時間管理をしっかりされているからこそ、×の日が多いのだろうと勝手にイメージしていたからです。

しかし、それは私の間違いでした。

逆の発想で、時間をきっちり管理しているからこそ、すべてを○にできるのです。

事実、井ノ上さんは、「チームの集合する機会を優先しているからです。」と書かれていました。

つまり、時間管理ができているからこそ、優先度が高いことに対して、本当に優先的に時間を投下できるのです。

 

時間の使い方を考える時間を確保しなければ時間貧乏になる

私は、会社員としての経験の中で、閑散期と繁忙期を両方経験しています。

繁忙期でスケジュールがいっぱいだと、短期的に充足を感じる瞬間があります。

たまにはそれも良いのかもしれませんが、その状態が長く続くと危険です。

なぜなら、スケジュールをいっぱいにすると、考える時間がとれません。

頭を使わないと、仕事に追われて、未来への投資活動ができなくなります。

効率的かつ生産的な時間の使い方を考えるひまもなく、時間だけが過ぎていくようになります。

そうなると、ほかの人のスケジュールに流されてしまい、「来月までスケジュールがいっぱいなんですよね〜」と困ったように話しながら、笑っているような困った人になってしまいます。(^_^;)

一方で、できる人ほど、スケジュール帳に余白があると言われます。

なぜなら、時間管理をきっちりしている人は、自分のスケジュールの手綱を自分で握っているからです。

要は、人生の主導権を自分が握っているので、スケジュールに余裕が出るようにスケジュールをつくれるのです。

さらに、自分がゆとりを感じているからこそ、知恵や経験をシェアして周囲に貢献することができるわけですね。

結果、そのような人は、さらにハッピーになっていきます。

 

カレンダーの余白に対する視点を変えてみよう

スケジュール帳が余白だと、一見予定が何もないように感じます。

しかし、それは違います。

余白には、生活にかかわる必須事項や仕事、そしてプライベートによってすでにうまっているのです。

目に見えないだけです。

可処分時間は本当にわずかなのです。

大事な予定を入れておかないと、それらの緊急で大事な活動によって、すぐに毎日が瑣末な予定でうまっていきます。

ですから、私たちは、視点を変える必要があります。

・カレンダーの余白=ひまな時間

ではなく、

・カレンダーの余白=日常に流されていく時間

だということに。

余白に流されるのではなく、「緊急ではないけれど重要なこと」である第2領域の活動をカレンダーやスケジュール帳に先にブロックすること。

それによって、充実感や成長をうながす活動に時間を投資するべきなのです。

あなたのカレンダーやスケジュール帳には、どれくらい余白がありますか?

 

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【編集後記】

昨日は、初めてお逢いしたSさんと話が盛り上がりました。

何度も早起きにつまづいているそうで、共感してしまいました(笑)。

しかも、Sさんはなんとその場で来週開催の私の早起きセミナーにお申込みくださったのです。

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