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3ステップであなたの夢を実現する方法。夢リスト100・日づけ入れ・チャンクダウン

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夢を実現していくためには、どのように考えていけばいいのでしょうか。

夢を現実の1歩に変えていく方法をご紹介します。




 

夢を叶える方法とは?

「夢を叶えるためには、どうすればいいのだろうか?」

私の頭の中でいつも回っている問いです。

夢。

そう聞くと、何か大きな願望をイメージしてしまうかもしれません。

ただ、夢には大小はありません。

その人の内側から湧き出る願望であれば、それは夢なのです。

その夢について、思いを馳せる機会がありました。

昨日、「習慣化オンラインサロン」でワークショップを開催したのです。

テーマは「ドリームリスト100をつくろう」。

「ドリーム」は、夢という意味だけではなく、

・欲しいもの

・やりたいこと

・なりたい自分

の3つの要素に分類できます。

これは、

・欲しいもの=having

・やりたいこと=doing

・なりたい自分=being

ということですね。

それらを、願望パート担当のYさんのナビゲートにより、

(1)フリーテーマで引き出す

(2)お金のブロックを外して引き出す

(3)写真から引き出す

(4)質問から引き出す

という4つの方向から引き出していただきました。

参加されたみなさんが、思い思いの夢をモリモリ書き出している姿。

そして、深い気づきを得て、参加者の方が笑顔になる。

そのシェアを聞いているメンバーが、さらに笑顔になる。

そのようなシーンを見ているうちに、開催する立場としてジーンときてしまいました。

 


 

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3ステップで夢を現実に変える

では、描き出した「ドリームリスト」は、どのように調理していけばいいのでしょうか。

3つのステップで考えていきましょう。

ステップ1:夢を100個以上書き出す

ステップ2:夢をゴールに変える

ステップ3:夢を分解する

 

ステップ1:夢を100個以上書き出す

ステップ1は、「夢を100個以上書き出す」です。

「ドリームリスト」の表現は肯定形で、

・欲しいもの:「○○を得たい」

・やりたいこと:「○○したい」

・なりたい自分:「○○になりたい」

という風に書きます。

ここでは、最低でも100個は書きましょう。

なぜか。

10個や20個だと、現実的な目標にしてしまうことがあるからです。

100個書こうとすると、途中で手が止まるはずです。

たいていの人は、夢のネタが思いつかなくなるので。

そこで考える。

すると、その状態からでも「100個は書こう」と思っていると、引き出そうとします。

これがいいのですね。

思わぬ夢が出てきたりします。

そもそも、スラスラと書けるような夢レベルだと、自分の常識の外にあるような夢は出てきません。

それが、すぐに出てきていたら、もっとたくさんの人が夢を実現しているはず。

残念ながらその世界が実現していない理由が3つあります。

それは、

(1)日常的に、夢についてじっくり考える時間が持てていない

(2)自分の内側から夢をあぶり出すアプローチをとることができていない

(3)目の前にとんできた夢らしくものに取びついてしまい、本当に大事な夢に手をつけられていない

という感じですね。

実際は、20個の夢を書き出して手が止まり、悩んでいるうちに50個目で書き出したものが「あっ!やりたかったのはこういうことかも!」という夢だったりします。

100個書き出さなければ、この50個目の夢に気づかないわけです。

ですから、量を書き出すことをおすすめしています。

過去をふり返ったら、2017年からやってました。(笑)

「やりたいことリスト100」2017年版をコンプリート!大小の夢が100個叶う充実の1年。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

ステップ2:夢をゴールに変える

ステップ2は「夢をゴールに変える」です。

書き出した夢や願望。

そのままだとあまりにもぼんやりとしているはずです。

しかも、夢や願望をシンプルに書いているだけ。

ですから、その夢を見たときに「いや・・・(汗)」「さすがに妄想がすぎるか」という感覚になります。

でも、現実に向けて動き出さなければ、ドリームリストを書いた意味がありません。

そのためにも、ドリームリストから1つ、最優先で実現したい夢を選びましょう。

私の事例で説明しながら進めますね。

たとえば、過去の私が「トライアスロンを完走したい」と書いたとします。

ただ、目指そうとした当時はカナヅチ(今も似たようなものですが)。

クロールどころか、息継ぎさえうまくできなかったのです。

室内のプールで溺れるレベルでした。(笑)

その私が「海を泳ぐトライアスロンなんて・・・」と。

もしも誰かに見られたら、恥ずかしくて爆死したくなるわけです。

結果として「いや、やっぱり無理か」という思考になるのです。

もしかしたら、あなたの夢も、そのようなものかもしれません。

それに、夢という大きなかたまりだと「どこから手をつけていいのかわからない」という感じでしょう。

ただ、コツはあります。

私の例で考えてみましょう。

フレーズは「トライアスロンを完走したい」です。

これを素材にしますね。

1つ目のポイントは

・動詞を完了形にする

です。

先述の

・欲しいもの:「○○を得たい」

・やりたいこと:「○○したい」

・なりたい自分:「○○になりたい」

というフレーズ。

この語尾を、「~する」「~なる」「~得ている」に変えるのです。

「トライアスロンを完走したい」であれば、

・「トライアスロンを完走している」

に変えます。

そのように、

・欲しいものなら「○○を手に入れた」

・やりたいことなら「○○をした」

・なりたい自分なら:「○○になっている」

にするのです。

2つ目のポイントは「日づけを入れること」です。

夢は、ただ書いただけでは夢のまま。

そこに日づけを入れると「ゴール」に変わります。

たとえば、

「2021年10月10日までに、トライアスロンを完走している」

にする。

こうすると、一気にリアリティーが生まれますよね。

つまり、夢は、

・動詞を完了形にする

・日づけを入れる

という2つのアプローチで、グッと具体的になるのです。

「いつか」を「いつ」に変えればゴールが生まれる | 【良習慣の力!】ブログ

 

ステップ3:夢を分解する

ステップ3は「夢を分解する」です。

さて、ぼんやりしていた夢が「2021年10月10日までに、トライアスロンを完走している」というゴールまで具体的になりました。

ただ、この状態でも、まだかたまりとしては大きいのですよね。

昨日、私がスライドで表示したのは氷山。

タイタニック号がぶつかったような大きな氷のかたまりです。

日づけの入ったゴールになっても、まだかたまりは大きいのです。

では、どうするか。

かたまりを小さくしましょう。

難問は分割するのが大原則です。

このように大きなかたまりを細かくしていく手法を「チャンクダウン」と呼びます。

アブ・シンベル神殿の移設工事に学ぶ。難問解決への3つのポイント | 【良習慣の力!】ブログ

大きすぎる氷山では扱えません。

ですから、小さく細かく砕いてかき氷のサイズにする。

そうすれば、素手で食べたくないのでスプーンという道具を持ってくるとか、味がないのでシロップをかけるといった作戦を考えられます。

最終的に、おいしく食べられるようになるのです。

私の「2021年10月10日までに、トライアスロンを完走している」も同様ですね。

たとえば、

・レースを探してエントリーする

・スイムスクールに通う

・ウエットスーツを買う

・ロードバイクを買う

・マラソンのトレーニングをする

という要素に分解できます。

「2021年10月10日までに、トライアスロンを完走している」だと手ごわく感じるゴール。

でも、

・レースを探してエントリーする

なら、できますよね。

しかも、室内でインターネットから申し込めばいいのです。

そうして、分解した要素を1つずつクリアしていく。

これを連続させていくことで、ゴールが実現するのです。

実際、かなり時間はかかりましたが、40歳手前のカナヅチから、トライアスロンのオリンピックディスタンスをなんとか完走できました。

私の夢がゴールに変わり、ゴールが実現した瞬間です。

忘れてましたが、419人中419位だったのですね。(笑)

第30回 NISSAN CUP 神奈川トライアスロン大会完走記。最後のランパートで思わず涙。 | 【良習慣の力!】ブログ

 

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夢からつながる一貫性を重視する

夢を現実に変えるプロセスで重要なのは「一貫性」です。

自分の内面から湧き上がってくる「こうしたい」という夢。

まずは、率直な願望からスタートすることです。

次に、夢から始めたゴールに向けて目標を設定する。

最後に、目標をクリアするための習慣を考える。

そして、日々の中で習慣を実行していく。

この「一貫性」が重要なのです。

1つ、ここで注意点があります。

夢からスタートした目標や習慣。

他者の価値観にひきずられたり、社会のルールや常識で動いてしまうと苦しくなります。

苦しい習慣は続かないですよね。

習慣を続けられない人が挫折するわけではありません。

夢からずれてしまった続けたくない習慣を目標にしてしまっている人が挫折するだけなのです。

そういう人たちがあふれています。

あなたは、そうならないように注意しましょう。

そのための最重要ポイントは、自分の夢や願望からスタートすることなのです。

夢からつながる一貫性を持った習慣を考えていきましょう。

3ステップであなたの「願望・目標・習慣」に一貫性をつくる方法 | 【良習慣の力!】ブログ

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

夜は、記事のとおり「習慣化オンラインサロン」の定期ワークショップを開催。

「ドリームリスト100をつくろう」をテーマに実施。

ワークの効果でご参加者のみなさんの心を燃やすことができました。

「起業や複業に本気を出していきます!」と決意された方々のこれからの行動が楽しみです。(^^)


 


 

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・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

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