モチベーションの習慣

「モチベーション消失の法則」に打ち勝つ方法

投稿日:


モチベーション(=やる気)を維持するためのシンプルな方法があります。

それは、

・今日、目標を見直す

・明日も、目標を見直す

です。




 

「モチベーション消失の法則」とは?

私が「モチベーション消失の法則」と呼んでいる法則があります。

意味はシンプル。

「やる気は、時間とともに減っていく」ということです。

消失。

日常的にはあまり使わない言葉かもしれません。

消失の意味は、「存在していたはずなのに、跡形もなく消えてしまうこと」です。

まさに私たちのやる気ではないでしょうか。

確かに、始めるときはやる気が存在していたはず。

でも、いつの間にか無くなっていたという経験、ありますよね(笑)。

もっともわかりやすいのは、毎年1月でしょう。

「新年の抱負」として、多くの人が1年の目標を考えます。

でも、研究によると、2月半ばには85パーセントの人たちが、新年の目標をあきらめてしまっているんですね。

この現象を、100メートル走でたとえてみましょう。

私たちが100人で、100メートル走り始めたとします。

最初は一斉にスタート。

抜きん出ている人も見かけます。

でも、だいたい12メートルから13メートル走ったところで、85人もの人たちがあきらめてしまっているということなんですね。

私たちが15パーセントの中に残っているとして、まだ一生懸命走っているんです。

それなのに、85人はいつの間にか沿道や観客席にいて「がんばれよー!」と言っているような感覚です。

「えっ!?もうあきらめちゃったの?」って思いますよね(笑)。

あきらめてしまう人が、いかに多いかわかります。

それくらい、人のやる気というのは熱しやすく冷めやすいものなんです。

 


 

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今日、目標を見直す。明日も、目標を見直す

では、どうすれば「モチベーション消失の法則」に打ち勝てるのでしょうか。

答えは、とてもシンプルです。

それは、

・今日、目標を見直す

・明日も、目標を見直す

です。

それだけです。

なぜ、毎日見なければならないのでしょうか。

人は、忘れやすい生き物だからです。

目の前に飛びこんできたものに、意識を奪われてしまうからです。

飛びこんできたものに対応し続けたら、目標に意識を向ける時間とエネルギーはどんどん減っていってしまうんですね。

ですから、毎日のように、

「新年の目標は、これなんだよな」

「1ヶ月が終わるまでに、これだけは完了させよう」

「今週は、このゴールに集中する」

と思い出す必要があるんですね。

そうすれば、あなたのやる気も維持できます。

ただ、やる気がやっかいなのは、目に見えないことです。

私はいつも思うんですよね。

「やる気バロメーター」の測定器があったらいいなと。

ドラえもんが取り寄せてくれないかなと(笑)。

プロコーチは、クライアントの方に「やる気バロメーター」を向ければ、

・Bさんの3日目:やる気バロメーター90

と出れば、さらに行動できるように後押しできます。

逆に、

・Bさんの40日目:やる気バロメーター30

と測定されたら、「モチベーション消失の法則」の証拠。

何がやる気を下げているのか、じっくりヒアリングすればいいからです。

でも、残念ながら今のところ「やる気バロメーター」は商品化されていません(おそらく)。

ですから、私たちができるのは、ゴールを忘れないように

・今日、目標を見直す

・明日も、目標を見直す

を習慣にするほうがいいのです。

 

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目標は借り物なので何度も更新する

私たちは、たいていテンションが高いときに目標を考えます。

気分が高まっていないと、心を揺さぶるような目標は出てきませんので。

ですから、目標をたてたときがやる気のピーク。

そこからやる気が下がっていくわけです。

モチベーションは、下がるのが自然です。

「下げてはいけない」ということはないんですね。

でも、下がりっぱなしでは前に進めません。

自分で自分をやる気にさせないといけないわけです。

ですから、私たちができるのは、自分で

・今日、目標を見直す

・明日も、目標を見直す

という刺激が必要です。

そのようにして「モチベーション消失の法則」を食い止めましょう。

1月や2月は、「目標設定セミナー」が各地で開催されています。

でも、10月に「目標設定セミナー」が開催されていることはほとんどありません(私はやりましたが・笑)。

それは、受講している人たちや私たちに問題があるのではありません。

ただ、単にモチベーションが消失しているだけなんです。

自覚的にせよ、無自覚的にせよ。

1月に設定した目標を、1年間ずっと継続するのは簡単ではないんです。

なぜなら、目標は、習慣と同様に借り物だからです。

どれほど身についたと思っている習慣でも、借り物なんですね。

ですから、気を抜いて意識を向けなくなると、すぐにいなくなってしまうのです。

習慣とは、賃貸契約のようなもの。それは何度も更新しなければならない。 | 【良習慣の力!】ブログ

私は「良習慣の種」や「学習サイクル」を活用しています。

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「学習の4サイクル」を回転させて常に前進する方法

目標は、何度もリマインドしましょう。

そして、何度も更新していきましょう。

「モチベーション消失の法則」が起きやすい方には、特におすすめの方法です。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。

夜は20時から「習慣化オンラインサロン」の絆チームミーティング。

21時からスタッフの定例ミーティング。

22時から再び絆チームでタスク実行タイム。

集中できました。(^^)


 


 

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