先のばしを減らす習慣

先のばしを確実に減らす!超シンプルなルール

投稿日:2023/10/17


楽な仕事に逃げた「まやかしの達成感」は、重要な仕事を先のばして「本物の達成感」を遠ざけます。
その先のばしを防ぐための超シンプルなルールは「時間順に対応していく」です。




 

先のばしがない仕事

「先のばしをしていない人は、どんなルールで仕事をしているのか?」

そんな問いを頭に浮かべています。

先のばしが無い。
そんな状態は、そもそもあり得るのか。
考えるともなく考えているわけです。

そんな問いがあったからでしょうか。

見つけました。
先のばししない人たちを。

それは、
・飲食業の方たち
です。

たとえば、
・ファミレス
・カフェ
・居酒屋
・ファストフード
・ラーメン屋
など。

彼らは先のばししてませんよね。
先のばししていたら、すぐにクレームになるからです。

友人とのメッセンジャーやメールは先のばしして、翌日の返事になっても大丈夫かもしれません。
でも、ファミレスで受けた料理の提供が、翌日になったらアウトですよね。(笑)

実際、私が気づいたのは、ランチでファミレス(@ジョナサン)にいるときでした。

私の近くのテーブルに、先にランチメニューをオーダーした方がいました(私も日替わりランチでした)。

しばらくして、配膳してくれるネコ型ロボットがやってきたんです。
一瞬だけ私のほうにやって来るようなそぶりをみせて。

そのとき、私はふと「もし、私のほうに先にランチメニューが届いたらどうなるんだろう?」と思いました。

結果は、フェイントでした。(笑)
先のばしすることなく、オーダーした時間順にきちんと配膳されていたんです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール





先のばしが無い理由とは?

このシーンを体験して、気づいたんです。
「そういえば、飲食業の方たちは基本的に先のばししていないな」と。

先のばし改善に興味がある私。
その理由を考えてみました。

結論はシンプルでした。

それは、
・オーダーを受けた時間から、順番に提供している
ということ。

そんなシンプルなルールが適用されているんです。

もちろん、料理によって提供順が前後することはあります。
それでも、誤差の範囲ですよね。

再び、私は気づきました。
「このシステムを仕事に活かせば、先のばしを減らすことができるんじゃないか?」と。

つまり、タスクに対して、
・緊急性や優先順位にこだわりすぎない
で、
・時間順に対応していく
というスタイル。

そうすれば「飲食業の方たちのように先のばしが無くなるのではないか?」と思ったんです。

もちろん、仕事と料理では、違いがあります。

たとえば、
・料理(やドリンク)のように同じレシピをくり返すわけでは無い
・料理のようにマニュアルがあるわけでは無い
・料理とは違い、タスクによって緊急なものや優先順位が変わる
ということです。

そういったイレギュラーはあれど、
・時間順に対応していく
というルールは、先のばし改善に有効なルールだと考えています。

 

■スポンサーリンク




軽いタスクへの「1分の逃げ」=思いタスクへの「1分の先のばし」

そこで、私の仕事も、この
・時間順に対応していく
というルールを設定しました。

結果はどうか。
先のばし感が激減しています(ですから、記事でご紹介しているわけですね)。

たとえば、メール。
朝イチで30通のメールを受信したとします。

このとき、今までの私だったら、
・頭では「優先順位をつけて返信しよう」
と考えていました。

でも、
・現実は「簡単なメールから返信しよう」
と実行していたんです。

すると、どうなるか。

そう、
・重たいメールの返信がメールの受信箱に残り続ける
のです。

それが先のばしにつながります。

1日や2日なら、まだいいほうです。
ひどいときは未返信のまま1週間すぎたことも……。

ひどいですよね。
「早く返信したほうがいいんだよな。結局は返信するんだから」と。
わかっているのにできないから、タチがわるいです。

先のばし傾向にある方は、きっと共感いただけるのではないでしょうか。(笑)

この現象の問題は何か?
様々な理由がありますが、そのうちの1つには、
・はっきりしたルールが無いこと
があります。

ですから、ルールをはっきりさせましょう。

そのルールは複雑だとダメです。
優秀な方なら「緊急度と優先度」みたいに考えられるのかもしれませんけれど。

私は、目指しましたがダメでした……。
ルールはシンプルなほうがいいタイプです。

ですから、飲食業のように、
・時間順に対応していく
ように変えました。

思い返すと、
・時間順に対応していく
のは、『「超」整理法』や『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』などといった本にも書いてあったような記憶があります。

シンプルなメソッドほど「これなら自分にもできそうだ!やってみよう!」と思えるんですよね。

それでも、トレーニングし続けないと、つい「楽なタスク」や「すぐ返信できるメール」に手が出ます。

そこで出てくるのが、はっきりとしたシンプルなルールである
・時間順に対応していく
なんです。

メールにすぐ返信すると、何となく仕事をした感じです。
ささやかな達成感さえあります。

ただ、よくよく考えると、
・楽な返信に1分費やした分だけ、先に受信しているメールへの返信が1分遅れる
こととなります。

この積み重ねが、先のばしをつくるんですよね。
その1分を使って重たいタスクに手をつければ、1分早く終わるのに。

こんな「たった1分の逃げ」が10回続くと、小さな達成感とともに10分の先のばしを生みます。

この「まやかしの達成感」には、注意したいですよね。
飲食業の方たちのように、順番を守るほうの「本物の達成感」を味わいましょう。

もちろん、私も実践中の身。
スマートにはほど遠いです。
「わかっちゃいるけど」をくり返しては、反省の日々です。

ただ、確実に言えるのは、この手法を適用することで「先のばし感は減っている」という実感があります。

本当にシンプルに、
・時間順に対応していく
だけなんですけれど。

もし、あなたが先のばしに苦しんでいるなら、まずはメール返信から、
・時間順に対応していく
を実行してみましょう。

超絶おすすめです。

 


 

【お知らせ】

■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)

■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材

■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内

■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』

パーソナルコーチングのお申込み

「皇居ラン&コーチング」サービス

メルマガ「複業で自分を磨く良習慣」のご案内

伊藤 良のプロフィール


 

■スポンサーリンク




 

■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

6時30分の部の交流タイムでは、「マンデー・モーニング・イベント」として、みんなで運動をしました。

たった8分間でしたが、やはり朝から体を動かすのっていいですよね。
ポジティブな気分で朝をスタートできました。(^^)


 


 

【メルマガを発行しています】

テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!



「複業で自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

 


 

■スポンサーリンク

-先のばしを減らす習慣

執筆者:

関連記事

「やったほうがいいのはわかっているに、なぜか体が動かない」ときの3つの対処法

頭では「やったほうがいいこと」だとわかっているのに、どうしても体が動いてくれない。 このようなときは、どのように対処していけばいいのでしょうか。   なぜ「頭」で考えていても「体」に負けてし …

「決断疲れ」を減らす仕組み化。ジョブズ、ザッカーバーグ、オバマ、アインシュタインに共通する習慣とは?

突然ですがクイズです。 ・スティーブ・ジョブズ氏(アップルの共同設立者) ・マーク・ザッカーバーグ氏(フェイスブックの共同創業者) ・バラク・オバマ氏(アメリカの前大統領) そして、 ・アルベルト・ア …

先のばししてあとで一気にやると大変。前倒しして少しずつやるほうが楽。

私たちの行動は、 ・先のばししてあとで一気にやると大変 ・前倒しして少しずつやるほうが楽 という構図があります。   うまくいかない状況を抜け出すためには 「先のばししない人は、どんな考え方 …

先のばし撃退のシンプル&パワフルな方法。「どうやるか」よりも「誰とやるか」

新しいテーマを学ぼうとしても先のばししがち、ということはないでしょうか。 そのようなときは「どうやるか?」ということよりも「誰とやるか?」を考えてましょう。   新たな学習会&対話会で感じた …

先のばしは「細分化する」スキルで改善できる

先のばしを改善するための重要なスキルがあります。 それは「細分化する」スキルです。   「良習慣塾」第2期ベーシックコース最終セミナーを開催 昨日は「良習慣塾」のセミナーを開催しました。 テ …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。