習慣化しようとしたら、たいていの人は「最初からスムーズに続けたい」と思うもの。
ただ、気持ちはわかりますが、スマートにやりすぎると成長を逃すことになるかもしれません。
脳内「片づけアプリ」がアップデートされていない
あなたは、片づけが得意でしょうか?
私は、、、片づけがそれほど得意ではありません。(^^;)
今回、個人的に片づけの「100日100捨てプロジェクト」を発動させてみて、それがよくわかりました。
未来のゴールを実現するために、必要な現在アクションをはっきりさせよう | 【良習慣の力!】ブログ
私は、持ち物が(おそらく)多くないタイプ。
なので、あまり散らからなかっただけみたいなんです。
そもそも、私のように片づけが苦手な人は、脳内に「片づけアプリ」がインストールされていません。
それが片づけが苦手になっている原因の1つです。
いや、片づけアプリが入ってないわけじゃないんです。
劣化版みたいなアプリが入っているんです。
アプリは、動きます。
ただ、起動にやたら時間がかかります。
しかも、アプリを立ち上げようとしても「ウィーン、、、、、プスン」と止まってしまうこともあります。(笑)
もちろん、ちゃんとアプリを立ち上げて、片づけをちゃんと実行できることもあるんです。
ただ、アプリをオフにしてしまうのも速いんですね……。
アプリがオフになっていると、目の前に捨てるターゲットがあったとしてもスルーしてしまいます。
一方で、片づけが得意な人は、片づけアプリが常に起動している状態です。
そのため、片づけられるモノを見つけたら、サッと捨てることができます。
この違いが、大きいのです。
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習慣化では「最初から完璧!」は危険信号
先日、私の片づけの取り組みを知っている友人から「伊藤さんのことですから、100捨てのプロジェクト、うまくいってるんですよね?」と聞かれました。
うーん、、、痛いところをつかれました。
なぜなら、うまくいってるとはとても言えないからです。
最初は、スマートにできていたんですよね。
捨てるものを決める。
記録をつける。
モノが少しずつ減っていく。
タンスの中もすっきりしてきました。
普段使いのカバンも軽くなりました。
「よしよし、いい感じだ」と。
順調だったんです。
ただ、これが落とし穴でした。
最初にスムーズにいきすぎるのは、実は危険信号だったりします。
なぜか。
最初にうまくいきすぎると、失敗しないからです。
失敗しないということは、
・試行錯誤の回数が少ない
・工夫をしない
・片づけに関する考えが深まらない
・知識も増えない
・アドバイスももらわない
ということなんです。
ひと言でいうと「成長していない」です。
最初から完璧にやりすぎない方が、良いこともあるんです。
この件に関連して、有名なネズミの実験をご紹介します。
実験では、ネズミを複雑な迷路に入れます。
そして、ネズミが迷路を脱出するまでの最短ルートを、どのくらいで見つけるのか。
その時間を研究しました。
興味深いのは、最短ルートを見つけるまで10日もかかるネズミもいれば、1日で見つけたネズミもいたそうです。
同じネズミでも、個体差が大きく出たわけです。
では、何の差が生じていたんでしょうか。
実験で分かったのは、最短ルートをいち速く見つけたネズミは、
・迷路に入れられた最初の時間で、たくさん間違っていた
ということです。
つまり、最初に色々と動きまわって「早く、何度も失敗していたネズミ」こそ、迷路の最短ルートを見つけるのも速かったんです。
世の中には「失敗は成功のもと」みたいな言葉はたくさんありますが、本質はここ。
「最初の段階で、早く何度も失敗したほうが、後で成功する確率が高い」ということなんですね。
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最初に大量行動で試行錯誤しておく
私の片づけも同じです。
今うまくいってないのは、最初にたくさん失敗しなかったからです。
もしうまくいってなければ、
・本やインターネットで知識を増やす
・片づけの得意な人に聞く
・読書と同じ行動習慣なのに「なぜ片づけは読書と同じようにできないのか?」を考えるための素材にする
といった取り組みをしていたかもしれません。
そうすれば、反対に今ごろは片づけが順調だった可能性が高いです。
もちろん、それらの取り組みだって、すべてが有効とは限りません。
たとえば、片づけ本を読んだのに、「得られるものがほとんど無かった」ということもあるかもしれません。
ただし、そういった失敗も含めて、試行錯誤する量は多いほうが、後になってうまくいく可能性があるわけです。
そうした知識があれば、片づけ習慣化の試行錯誤も楽しめます。
一方、その知識が無かったら、「私には片づけのセンスが無いんだな」と思って挫折していたかもしれません。
実際、私たちは、無意識のうちに「どうせ取り組むなら、無駄な行動はしたくない」と思っていますので。
私も「片づけ100日100プロジェクト」 は、できれば「スマートに100日で100個のモノを捨てたい」というイメージがありました。
でも、イメージが完璧になりすぎてしまうと、ちょっと捨てられない日々が続いたときに「もうダメだ……。」と思って挫折してしまうんですよね。
それは、もったいないです。
幸い、現状の私は、まだ「100日100捨て」がリカバリーできる範囲。
まだあきらめてはいません。
ただ、前述の通り「最初にもっと失敗しておけばよかったなぁ」という反省はあるんです。
あなたは、いかがでしょうか。
習慣化については、最初はとにかく小さく、何度か失敗することも理解しておきましょう。
それらの失敗は、後になって習慣化につながります。
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■編集後記
昨日は、早めに退社して、
「ビジネスブックBAR」の準備。
前回はショートセミナーがショートじゃなかったので、、、
反省してスライドの数をしぼりました。
スライドが筋肉質になった感じがしてます。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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