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『タイムマネジメント大全』書評。「24時間を良習慣で埋め尽くす」ための5つのポイント

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「24時間を良習慣で埋め尽くす」

これは私が追求するマイテーマです。

理由は「24時間を良習慣で埋め尽くす」ことができれば、自分がなり得る最高の自分になることができる。

そう考えているからです。




 

「24時間を良習慣で埋め尽くす」ためには?

24時間を良習慣で埋め尽くして、個人として24時間の充実度を高める。

プライベート・ビクトリー(私的成功)ですね。

まず、それを実現する。

それがやがてパブリック・ビクトリー(公的成功)に発展していくわけです。

そこから、さらに24時間の中で良習慣を磨き上げる。

すると周囲にもさらにいい影響を与えられる。

そうした循環をつくることで、私たちは成長し続けることができます。

その土台となるものが24時間の使い方なのです。

ですから、24時間の使い方を研究し続けているのです。

そんな中、「24時間すべてを自分のために使う」というキャッチフレーズがついた本がありました。

それは『タイムマネジメント大全 24時間すべてを自分のために使う』。

著者は池田貴将さん。

池田さんからはコミュニティーの会員として数え切れないほどの薫陶を受けてきました。

その池田さんの3年ぶりの新刊。

しかもタイムマネジメントがテーマ。

発売の情報を耳にしたときは、速攻で予約せずにはいられませんでした。

 


 

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『タイムマネジメント大全』で抑えておきたい5つのポイント

さて、では本『タイムマネジメント大全 24時間すべてを自分のために使う』をご紹介していきますね。

本書は、全部で5章から構成されています。

1章 時間を可視化する

2章 時間をデザインする

3章 時間を縮める

4章 脳を効率よく使う

5章 集中力で時間の密度を上げる

たくさんご紹介したい点はありますが、各章から「これは絶対に抑えておきたい」と私が感じたポイントをピックアップして1つずつご紹介していきましょう。

 

1章 時間を可視化する

人生は毎日の積み重ねです。自分がやりたいと思っていることに本当に時間を使えているのか、また大して好きでもないことに膨大な時間を吸い取られていないかを理解することがスタートラインです。(P24)

タイムマネジメントといえば欠かせないのが時間簿。

自分はどんな風に時間を使っているのか。

あきらかなのは、自分のイメージとは違う使い方をしているということです。

そのズレは記録してチェックしなければわからないのです。

たしかに、時間簿をとるのはラクではありません。

でも、そこから逃げている限り時間の使い方は上達しないのですよね。

時間簿をやらずにタイムマネジメントを考えるのは、家計簿をつけていないのに「なぜか家計のやりくりがうまくいかない」と悩むのと同じことです。

30分単位くらいのざっくりでいいので、あなたがどんなことに時間を使っているのか記録してみましょう。

時間の使い方に悩むあなたに質問。時間簿をとる習慣はありますか? | 【良習慣の力!】ブログ

 

2章 時間をデザインする

4つのステップで1週間を振り返ることを、僕は「ウィークリー・レビュー」と呼んでいます。やり方は次の通りです。

1 今週は何ができたか
2 何ができなかったのか
3 ずっとやりたかったのにできなかったことは何か
4 来週の行動目標を決める(P74)

「ウィークリー・レビュー」と「ウィークリー・プラニング」こそ、私が池田さんから学んだ習慣のなかでも最強の習慣の1つです。

24時間を最適化させるのはたしかにとても重要。

ただ、24時間の中で入りきらない活動も多いもの。

ですから、1週間を俯瞰して全体最適をはかる。

それが結果的に1日24時間の充実度を高めることにつながるのです。

1日単位よりも1週間単位での行動管理をおすすめする理由 | 【良習慣の力!】ブログ

 

3章 時間を縮める

脳科学者の茂木健一郎氏が提案する「タイム・プレッシャー」というメソッドは、時間を短く区切ることによってスピードを上げるテクニックです。
 作業をする際に制限時間をもうけると、突破することで脳からドーパミンという報酬がでます。すると「次のタスクはもっと短い時間で完了させよう」とやる気が出てくるのです。(P87)

オンラインの時代になって「タイム・プレッシャー」を活用しやすくなりました。

これが充実感や達成感をつくってくれるのです。

たとえば、私の最近の土曜日のすごし方は「タイム・プレッシャー」を活用しています。

・朝6時から朝活

・7時から1週間のふり返りとプランニング

・7時30分から目標達成部でのミーティング

・8時からマーケティングの映像セミナー受講

・9時からオンライン集中タイム

・9時30分からブログ部の集中執筆タイム

・10時からブログ部の定期ミーティング

・11時から先のばし撲滅タイム

という感じで、午前中6時間を有効活用しているのです。

次の予定が入っていれば強制的に終了できます。

ダラダラせずに集中できるのです。

「タスクシフト」の5つのメリット。時間の区切りが生産性を劇的に高める | 【良習慣の力!】ブログ

 

4章 脳を効率よく使う

脳のパフォーマンスを維持するには、余計な選択や我慢、感情を使うシーンを減らすことが得策でしょう。選択するほどに意志力は減っていくのですから、脳を悩ませないほうがいいのです(P139)

1日を始めるにあたって優先すべきは次の3つです。

・身体を動かしてやる気を出すこと
・瞑想や深呼吸などで脳をスッキリさせること
・1日のスケジュールの流れを確認すること(P145)

意志力の量には限りがある。

以前、このことを知ったときは衝撃でした。

「だから夜に大変な習慣を持ってきても続かないのか」と。

だからこそ、重要な活動こそ朝時間にやる必要があるのです。

そのためにもルーティンにしてしまうことですね。

そうして選択肢を減らすことがポイントなのです。

なので「朝はこれをやる」ということを洗練させておきたいですね。

その意味でも「モーニングメソッド」はおすすめです。

モーニングメソッドの6つの習慣であなたの朝時間を改革しよう | 【良習慣の力!】ブログ

 

5章 集中力で時間の密度を上げる

集中力は、鍛えられることで高められることがわかっています。「1日のうちでこの2時間は絶対に集中してこれを終わらせる」というような目標を決めて、その枠の中でしっかり集中する訓練をしていきましょう。(P207)

本書には「集中力は筋肉のように鍛えられる」とあります。

私にとってはこれは救いでした。

性格的なものなのか、どうしても分散してしまう傾向にあったからです。

ただ、集中力を鍛えるために瞑想やブログに集中してトレーニングを積みました。

また、毎月2時間は環境をつくって人生の目標や次月のゴールを考える「ひとり戦略会議」に取り組んでいます。

そうすることで、没頭する状態を長くつくれるようになってきたのですね。

今は「集中力がなくて分散してしまう」と困っている人も大丈夫です。

ただトレーニングが不足しているだけですので。

1ヶ月に2時間の投資。目標を思いきり書き出す習慣 | 【良習慣の力!】ブログ

 

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「24時間をデザインできなければ、人生をデザインすることはできない」

私には、

・「24時間をデザインできなければ、人生をデザインすることはできない」

という持論があります。

1日という単位を自分でデザインしてコントロールできなければ、もっと長期間に渡る人生というビッグプロジェクトを成功させることはできない。

早起き習慣化セミナーなどで、そのようにお伝えしています。

ですから、あなたが今の人生をより良くしていきたいと考えているなら、まず目指すべきは24時間を充実させることです。

そうして、私が提唱している「朝はやりたいことで目覚めて、夜は充実感を持って眠る」という1日を実現していきましょう。

でも、自分の考えや経験だけでは限界があります。

ですから、たくさんの工夫や様々なアイデアが必要なのですね。

本『タイムマネジメント大全 24時間すべてを自分のために使う』には、そのためのヒントや事例がたくさん詰まっています。

時間の使い方を向上させたい方は、ぜひ手にとってみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時30分の「習慣化オンラインサロン」朝活に遅れて参加。(汗)

夜は「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。

これから始まるストーリーをイメージすると、心が踊りますね。(^^)


 


 

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・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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