モチベーションの習慣 宣言の習慣

願望レベルの「3つのD」。日づけが「Dream→Demand→Desire」に変える

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世の中がどれほど変化しようとも、私たちは自分でゴールを設定することができます。

そのゴールを目指していくことが、私たちの人生を豊かにしてくれるのです。




 

夢をゴールに変える方法

「夢をゴールに変えるためには、どうすればいいのか?」

コーチングでは、よく話していることです。

答えは、

「日づけを入れる」

です。

そもそも「夢」とは何か?

簡単にいうと願望ですよね。

たとえば、

「いつか複業で10万円を稼げたらいいな」

「いつかハワイと日本とのデュアルライフが実現したらいいな」

「いつかフルマラソンが完走できたらいいな」

というような。

ただ、「夢」は何もしなければ夢のまま。

子どもの頃に「プロ野球選手になりたい!」と思っていても、キャッチボールをはじめるところからスタートする必要がありますよね。

行動しなければ、現実は何も変わらないからです。

「何を当たりまえのことを」と思われるでしょうか。

このブログを読まれているあなたなら、そう思われるかもしれません。

でも、あなたも周囲の方に聞いてみていただけるとおわかりになると思います。

相手に「日づけが入っているゴールを持っている?」とご質問していただければ。

おそらく、たいていの人は「えっ・・・?」となるのではないでしょうか。

私自身もそうでした。(笑)

先日とあるFacebookコミュニティーに入会をリクエストした際に「いつ独立することを目指していますか?」という質問があったとき。

「えっ・・・?」となってしまいました。

ほかにも、ハワイ旅行とかアイアンマンへの挑戦など、「夢は夢のまま」で停滞している願望がたくさんあるのです。

「いつか」は禁句にして言いませんし、書きません。

でも、(いつか)と考えてしまっているのですね、、、

「いつか」を「いつ」に変えればゴールが生まれる | 【良習慣の力!】ブログ

 

「いつかいつかと思うなら、今」

「いつかいつかと思うなら、今」

株式会社武蔵野の小山昇さんの言葉です。

この言葉を持っている(はず)の私自身も、「夢は夢のまま」のものがあるわけです。

なぜか。

この理由が「日づけが入っていないから」なのです。

「日づけ」を入れると、

「私は、このスピードでこの夢を実現するつもりです」

と宣言することに他なりません。

はっきり言いましょう。

そう宣言する勇気がないのです。

「勇気がない」というよりは「覚悟していない」。

つまり「その気になっていない」わけです。

ですから、夢に日づけを入れることをためらってしまっているわけですね。

 


 

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願望の3つのレベル「3つのD」

「夢」という願望。

その願望には、3つのレベルがあります。

私はこれを「3つのD」と呼ぶことにしています。

 

願望レベル1:Dream

1つ目は「Dream」。

夢は英語で「Dream」ですよね。

これは願望「初心者レベル」です。

ドラクエなら主人公の勇者が「いつか竜王を倒せたらいいな」と願っているレベルです。

はじまりの街であるラダトームで王様に「よくきたなゆうしゃいとうよ」と言われている地点ですね。

街で戦いの装備を備えるとか。

スライムを倒すとか。

そのレベルですね。

何も始まっていません。

 

願望レベル2:Demand

2つ目は「Demand」。

願望の「中級者レベル」です。

意味は「要求」ということですね。

目標に対して「実現したい」と、自分の気持ちが要求している感覚です。

ただ、要求レベルだとまだ弱い。

要求を断られたらあきらめてしまうレベルなのですね。

ドラクエなら中ボスに負けたり、ゴールドがたまってきたのに戦死してしまった所持金が半分になってショックを受ける。

そのダメージであきらめてしまうようなステージです。

 

願望レベル3:Desire

3つ目は「Desire」。

この願望レベルは「上級者レベル」です。

ここまでくると「欲望」ということとなります。

ゴールがあったら「もう実現するしかない」という感覚です。

ここまでくると「ゴールに向けてやれることがあれば、何でもやります」という状態。

ドラクエの勇者なら「ローラ姫を助けるためなら、俺はなんだってやるよ。どくの沼地でも平気で進むよ」という感情になっているのです。

ですから、仮にHPがなくなってしまって、ゴールドが半分になってしまってもくじけません。

何度でも立ち上がります。

そうして、強くなっていきます。

結果、ラスボスの竜王を倒せるようになるのです。

何しろ「Desire」は「欲望」レベル。

パワフルなのですね。

 

「欲望」レベルにさらに「日づけ」が必要

では、「欲望」レベルに達すればいいかといえば、それだけでは万全ではありません。

では何が必要かといえば、ここに「日づけ」が必要なのです。

たとえば、ドラクエの勇者が「竜王を倒してローラ姫を助ける」というゴールを持っているとします。

では、勇者が5人いたときに、それぞれが

(1)勇者Aさん「3日以内に竜王を倒します!」

(2)勇者Bさん「3週間以内に竜王を倒します!」

(3)勇者Cさん「3ヶ月以内に竜王を倒します!」

(4)勇者Dさん「3年以内に竜王を倒します!」

(5)勇者Eさん「30年以内に竜王を倒します!」

という「日づけ」で宣言していたら、どう思うでしょうか。

どう考えても、

・勇者Aさんは本気

だという感じがします。

できるかどうかはわかりません。

でも、とにかくローラ姫を助けたいという「欲望」を感じます。

一方で、

・勇者Eさんは本気でやる気はない

という感じがしませんか?

ただの「夢」を見ているだけのような。

「あれ?この人は冗談を言ってるのかな?」とさえ感じますよね。

実際に竜王を倒したとしても、勇者Eさんもローラ姫も30歳も年齢を重ねているわけですので。(笑)

 

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日づけはゴールへのスピードを宣言すること

このように、「日づけ」を入れることによって、「自分はどれくらいの速度で成長したいのか?」という基準値をセットすることとなります。

「日づけ」を入れることは、その基準を自分と周囲に宣言することとなるのです。

 

夢がゴールに変わった瞬間

じつはつい昨日、私の「夢」に日づけが入りました。

それは「横浜トライアスロン」に出場するということ。

レースは、2021年5月16日です。

トライアスロンチームの元帥ザックとのリレー参加というアイデアに飛び込みました。

そこに「ノリと勢い」がなかったとは言いません。

むしろ、感情しかありませんでした。

ドラゴンボールの孫悟空だったら「オラ、ワクワクすっぞ!」と言っているくらいに。

感情がのらなければ、こういうものは出ない方が身のためだったりします。

ただ、本当にレースに当選して「2021年5月16日」という日づけが入った瞬間。

その感情は不安にかわります。

リレーですから、それぞれのパートを得意とするトライアスリートが出場するのは間違いありません。

ただでさえ横浜トライアスロンはレベルが高いことで有名。

チームメンバーがどれだけ速くても、私が足をひっぱるのは目に見えています。

仮に制限時間に間に合わないとなったらと考えると。。。

やばい。

これはやばいです。

「ノリと勢い」は大事。

たしかに、私自身「ノリと勢い」でやってきたことは多いです。

ただ、もう逃げられません。

夢に日づけが入ってしまったのですから。

ゴールに変わったのです。

私の中で。

2021年5月16日という日づけが。

入ってしまいました、、、

「目的、ビジョン、ゴール、目標、夢、良習慣、バリュー」7つの言葉の違いを説明できますか? | 【良習慣の力!】ブログ

 

日づけが夢を自分ごとに変える

ゴールは、ほかの人が決めることはできません。

自分がどれだけ行動を積み重ねていくか。

どれだけの時間を投下できるか。

自分で決めるしかないのです。

「いつまでに、こうなる」

その宣言は、これは「私の人生だ」と公言するようなものかもしれません。

ゴールが定まると、いろいろとアイデアが湧き出てきます。

・トライアスロンのレースまでコーチをつける

・トライアスロン向けのパーソナルトレーニングを受ける

・ロードバイクをメンテナンスする

・休日のランの予定をバイクトレーニングに入れ替える

などなど。

「日づけ」が入ることで自分ごとになるわけです。

するとアイデアも生まれるのですね。

ひとり会議のすすめ。未来を考える人生戦略の時間を天引きしよう! | 【良習慣の力!】ブログ

 

ゴールとは具体的な決意

世の中は「これをやらなきゃいけない」という人はたくさんいます。

でも、「私は自分の人生をこうするつもりです」という人は少ないです。

ゴールとは具体的な決意。

それは「私は、2021年5月16日まで横浜トライアスロンを(チームで)完走するために、バイクトレーニングを継続します」ということです。

およそ3ヶ月弱で、制限時間をオーバーしないための実力をつけると宣言することになるのですね。

そのゴールを目指しているときは充実感を味わえます。

ハートが熱くなるのです。

ゴールのために、できることをできるだけとり組んでいきます。

人生は有限。

こういうゴールに心を燃やしていきたいものですね。

あなたの夢にも、ぜひ「日づけ」を入れてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

日中、妻が会社の近くまできたので一緒にランチタイムも。

夜はうれしいことが。

井ノ上さんから連絡があり、応募していた横浜トライアスロンに当選したとのこと。

3種目のリレーで私はバイクパートを担当するので、トレーニングを増やしていきます。(^^)

世界トライアスロンシリーズ横浜大会情報サイト|YOKOHAMA TRIATHLON Website


 


 

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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